初夏の陽気に誘われて(2013年05月) 

連休だというのに、肌寒い日が何日か続きました。
ようやく初夏の陽気が訪れたので、例によって石山寺にお参りがてら、境内の花や新緑を楽しみました。

参道は色鮮やかなキリシマツツジに包まれています。昨秋に訪れた時には紅葉のトンネルでした。
拝観料500円を納めて石段をあがると、正面に多宝塔が見え、手前にはこのお寺の由来である硅灰石が
どっしりと腰を下ろしています。この景色が好きで参拝するたびにこのアングルの写真を撮っています。

境内には、躑躅(ツツジ)、牡丹、芍薬、藤、シャクナゲなどが咲き誇っています。
ちなみに、中国では羊がツツジの葉を食べて躑躅(ていちょく:動きが止まること)したことから
こんな漢字があてられたそうです。

また、可憐なシャガの花や、新緑のモミジ、馬酔木もなかなか趣があります。
梅林のいくつかの樹には果実がついていました。

お寺を後にして、瀬田川散策路を北に歩いて行くと、ちょうど朝日レガッタが開催されていました。
少し風が強い日だったので、びわ湖漕艇場には風浪が立ち、クルーたちは波しぶきを浴びながら
熱戦を展開していました。そういえば、このレガッタを観戦するのは初めてのような気がします。

太公望たちのおこぼれを狙って上空を悠然と旋回しているトンビがなんとも気持ちよさそうでした。


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