石見銀山、隠岐、境港を駆け足で巡ってきました。
世界遺産の石見銀山「大久保間歩(まぶ)ツアー」では熟練ガイドさんの丁寧な案内で、歴史、
地質、開発、坑夫の生活、世界遺産としての価値など、ずいぶんと勉強になりました。
それにしても大雨の中のタフな山歩きでした。
世界遺産センターから間歩の登り口まではマイクロバスで送ってもらいました。日頃の行いのせいか、
猛烈な雨の中を、カッパを着て傘をさして竹杖をつきながら山道を登ったので、さすがに息切れがして
途中で帰りたくなりました。ただ、間歩の中は12℃と涼しく、ほっと一息つくことができました。
坑道見学は、スウェーデンのキルナ鉱山以来です。この時は鉄鉱石をお土産にもらいました。
隠岐を訪れたのは初めてです。なんとか別府港にたどり着いたものの、強風で観光船が欠航に
なったので、バスで西ノ島を巡りました。国賀(くにが)海岸の奇岩は見事でしたし、旅館では
海の幸を堪能しました。この島が巨大なカルデラの外輪山であること、秋から冬にかけて
ものすごい数のイカが海岸に押し寄せること、農業が衰退し牛と馬の放牧に変わったこと、
乱獲によって漁業も頭打ちになっていること、などなど学ぶことの多い一日でした。
境港は2度目ですが、「水木しげるロード」から少し足を延ばして、お台場や「海とくらしの史料館」を
見学しました。史料館には実に多くの魚介類の標本がきれいに展示してありました。
たまたま乗車した猫娘のワンマンカーがすっかりお気に入りになりました。
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