久しぶりに大津祭を見物しました。
まず、10月12日の宵宮に出かけ、数多くの提灯で飾られた曳山を撮影。
「コンコンチキチン」のお囃子が鳴り響いていました。
天孫神社の境内や周辺には屋台が立ち並び、芋の子を洗うがごとくの猛烈な人混みでした。
翌13日は本祭で、13基の曳山が市内を巡行します。
琵琶湖水運の要衝として栄えた大津が、その経済力を示すために江戸時代初期に始めた祭だと
言われています。それぞれの曳山の絡繰り(カラクリ)が「所望(しょもう)」と呼ばれる場所で
披露されます。そのコミカルな動きには癒されますね。
曳山からは、顔見知りの人をめがけてチマキが投げられますが、少し的を外すと、
それを奪おうとする人で揉み合いになっていました。昔は、チマキの争奪でけが人も出たとか。
せっかくの祭なのに・・・。くわばら、くわばら。
秋らしい晴天に恵まれ、気持ちのよい休日の午後を過ごしました。
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