早春の城めぐり(2015年03月)

まず訪れたのは、木下藤吉郎が一夜で築いたとされる「墨俣(すのまた)城」です。
長良川のほとりに、ずいぶんと立派な城が建っていました。
藤吉郎が築いた城はもっとシンプルだったでしょうね。
城下では、1日遅いひな祭りや梅を楽しみました。
ついでに岐阜城を再訪。やっとこの城のマシな写真が撮れたような気がします。
 
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墨俣一夜城 絵本 梅とメジロ
岐阜城 岐阜城からの展望 板垣退助像


続いて、奈良の小泉城へ。JR大和小泉駅から徒歩約10分です。
残念ながら、遺構はほとんど残っておらず、石碑が建っているだけでした。
ただ、城門は小泉神社に移されて保存されていました。
また、城の堀が残っていて、堀沿いには城主であった片桐氏の子孫の屋敷が
かつての面影を留めていました。

帰途にすこし道草をして浄瑠璃寺を訪問。
本堂には見事な阿弥陀如来像がいくつも御座されていました。
また、三重塔が池に映えてきれいでした。
大和小泉城
浄瑠璃寺


次に、JR中央本線の恵那から明知(あけち)鉄道に揺られて岩村城へ。
前日の雪が残っていました。この城の標高717mは日本一だとか。
備中松山城、高取城(奈良)とならんで日本三大山城の一つです。
もう一つの自慢は「女城主」ですが、彼女は波乱の人生を送ったようです。
最期は信長によって磔(はりつけ)にされた由。
同名の酒蔵を見学し、試飲につられて辛口を一本購入。
なかなか趣のある地でした。
岩村城
明知鉄道 女城主の醸造元 ひな祭り


締めくくりは、奈良の高取城(標高583m、比高350m)です。
建造物は残っていませんが、立派な石垣が盛衰を伝えてくれます。
いい天気だったのですが突然のにわか雪!さすがに山城です。
ともかく、これで日本三大山城(備中松山城、美濃岩村城、大和高取城)を制覇。
でも、元気なうちに備中鬼ノ城、越後春日山城、信濃高遠(たかとお)城などの
山城も訪れてみたいと思っています。 

近頃は、だんだんズルくなって、登りはタクシー利用が増えました。
高取城は比高が大きいので、山を下り歩いて麓に着いたときには膝が笑って
いました。貧乏ゆすりのように・・・(笑)。
高取城本丸 にわか雪 見る間に積雪
再びの快晴 石垣と樹木 日本三大山城 麓ではひな祭り

  
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