甲信越の城めぐり(2015年09月) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
甲信越の城を訪ねました。 初日(9月1日) 金沢から初めて北陸新幹線に乗って上越妙高で降りて、ローカル線に乗り換え高田へ。 高田駅近くの本町六丁目から直江津行きバスに乗って、春日山の麓で降りました。 目前には上杉謙信の居城として有名な春日山城です。 小雨の中での山登りはけっこうしんどかったですが、なんとか頂上の本丸跡にたどり着きました。 実にすばらしい展望でした。毘沙門堂や春日山神社に立ち寄って高田駅にもどりました。 高田駅から歩いて15分くらいの所に高田城があります。 江戸時代の築城で、三重櫓が見事です。本丸跡には上越教育大の付属中学校がありました。 お堀には東洋一と言われるハスの群生が見られました。 お堀のそばにはどう見ても枯れ木なのに、豊かな葉をつけた桜の木がありました。不思議です。 夕刻の高田駅はムードがありますね。今夜は長野泊です。
2日目 長野駅から「松代高校」行きのバスに乗り、約30分で「松代駅前」に到着。 ただし、松代駅は廃駅となっていました。 歩いてすぐの所に松代城があります。武田信玄が築いた平城です。 快晴の青空に門や櫓が映えていました。近くには真田氏邸や宝物館がありました。 長野に戻る途中に「川中島古戦場」というバス停があったので降りてみました。 謙信と信玄の一騎打ちの銅像がありましたが、木漏れ日のためうまくは撮れませんでした。 長野駅でローカル線に乗り換えて上田に。途中の篠ノ井からは、しなの鉄道です。 上田駅から徒歩約20分で上田城に到着。真田昌幸が築いた城なので、六文銭一色でした。 来年のNHK大河ドラマが「真田丸」なので、よけいに盛り上がっていました。 次に小諸駅で降りると、すぐそばに小諸城跡の「懐古園」がありました。 三の門をくぐり、入園料を支払って城内を散策しました。 櫓や天守は残存していませんが、立派な石垣が目を引きました。 島崎藤村の「♪小諸なる古城のほとり雲白く遊子悲しむ」の碑がありました。 駅の反対側にある大手門を観て、JR小海線の各停列車に揺られて甲府へ。 甲府駅前で「信玄ほうとう」という煮込みうどんを食べました。甲府泊です。
3日目 甲府駅近くの甲府城へ。武田氏滅亡後に徳川家康が築いた城です。 立派な石垣が残っているほか、鉄(くろがね)門や稲荷櫓が復元されていました。 鉄門の近くにはエジプトのオベリスクのような謝恩碑が建っています。 個人的には相当な違和感がありました。 甲府駅からバスで武田神社へ。信玄の居城であった武田氏館(躑躅ケ崎館)です。 とりあえずお参りして、城の名残を探して歩き回りましたが、ただの神社でした。 境内の地図に天守跡を見つけたのですが、立ち入り禁止でした。ぷんぷん! 甲府から新宿に出て、そのまま帰ろうと思っていたのですが、少し時間があったので 千葉の佐倉城を訪れました。佐倉といえば、巨人の長嶋茂雄の出身地ですね。 駅からかなり歩いて城跡に着いたのですが、広大な敷地に驚きました。 建物などは残っていなくて、この旅の締めくくりとして、案内板などを眺めながら のんびりと散策しました。 「お城めぐり」のページもご覧ください。
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