西日本の城めぐり(2016年05月) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本100名城に選定されている城を中心に西日本の城を訪ねました。 それぞれの城の概要については「お城めぐり」のページをご覧ください。 初日(5月24日) 京都から特急「スーパーはくと」で鳥取へ直行。3時間の旅です。 まず、鳥取城を訪れました。羽柴秀吉の兵糧攻めで有名な城です。 建物の遺構は残っていなくて、立派な石垣が印象的でした。 続いて、バスに乗って河原城を訪ねました。 模擬天守(お城山展望台)が見事でした。 八上姫と大国主の伝説が興味をひきました。 米子泊です。
2日目 米子駅から徒歩15分で米子城に着きました。 標高90mの湊山に築かれた近代的な城郭でした。 建造物は残っていませんが、巨大な石垣が往時の繁栄を伝えてくれます。 米子駅にもどり、広域生活バスに乗って月山富田(とだ)城へ。 50分という乗車時間にも関わらずバス賃は200円でした。 富田城は、かつて山陽と山陰を制した尼子氏の居城です。 ただ、残念だったのは本丸あたりが工事中で見学できなかったことです。 山中鹿之助の銅像が「願わくば我に七難八苦を与えたまえ」を語っていました。 バスで安来駅にもどり、松江に移動して国宝に指定された松江城を再訪しました。 夕方には松江から高速バスで広島に移動しました。お好み焼きが美味でした。
3日目 広島駅から安芸高田市役所まで1時間半のバス旅です。 歴史民俗博物館を訪れた後で、毛利元就の居城であった吉田郡山城に登りました。 山麓にある元就のお墓にお参りし、山道を約30分かけて山頂の本丸跡まで登りました。 この城にも建物の遺構はなく、毛利輝元が城を広島に移した後の凋落ぶりが伝わってきます。 バスで広島にもどって、少し時間があったので平和記念公園を訪れました。 翌日にはオバマ大統領が訪問されるとあって、警戒が厳しくなっていました。 新幹線で博多に向かい、その夜は中洲の屋台で2時間ほど粘っていろんな人と話し込みました。
4日目 博多駅からバスで大宰府へ。 大宰府駅でタクシーに乗って大野城に向かったのですが、 タクシーの運転手が地理に疎いようだったので、とりあえず「県民の森センター」で降りました。 センターをウロウロしていたら、管理人さんに声をかけられました。 ありがたいことに、管理人さんが軽トラでいくつかの場所に案内してくれることになりました。 この城は7世紀に大和朝廷が築いた古城で、実に広大な面積を誇ります。 百關ホ垣や焼米ヶ原などに案内していただき、城の管理のご苦労も聞かせていただきました。 帰りは四王子山をひたすら歩いて下り、約一時間かけて大宰府に着きました。 大宰府も再訪ですが、道真を追って一晩で飛んできたという「飛梅」に感心しました。 その夜は、大学時代の友人の末峯くんと40年ぶりに飲みました。
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