新型コロナウィルスの感染拡大が止まりません。
去年の4〜5月同様に、ほとんど外に出かけず、
我が家にこもる毎日でした。
気象庁から東京・大阪・彦根・岡山のデータをダウンロードしてグラフにしてみました。
彦根では昨年2020年が過去最高でしたが、その他の都市では2000年前後をピークとして、
その後の気温は横ばいか下降傾向にあるように見えます。
でも、安心するのはもっと顕著な気温下降が確かめられてからにしましょう。
滋賀県水産試験場の観測資料から、びわ湖の水温変化も調べてみました。
去年の暖冬が影響して、底層の水温が9℃という高い温度で推移しています。
全層循環が生じなかったようです。
大津楽陶会で焼き上がった作品です。
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金ソバ釉 |
織部釉 |
赤土の透かし彫り |
織部釉 |
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赤土に伊羅保釉 |
赤土に織部と白萩釉 |
下絵具で着色 |
呉須を使用 |
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銀油滴天目釉 |
二重透かし彫り |
空色釉 |
ステイ・ホームで作陶三昧です。
故谷野先生が得意とされた「堆線(ついせん)」の練習と、
水をいっぱい使う「鶴首」への挑戦です。
きょう(1/21)は風が弱く、穏やかな天気でしたが、気象庁のアメダスで面白い現象を見つけました。
びわ湖の湖岸近くでは気温が上がらず、大津とすぐ隣の京都とで約5℃の気温差があります。
ちなみに、びわ湖(南湖)の水温は約7℃でした。
同様に、大阪湾、瀬戸内海、伊勢湾などの沿岸部でもあまり気温が上がっていません。
水の熱容量の大きさがわかりますね。
この日にはびわ湖では典型的な湖風が発達して、上空約2kmから下降した空気と湖上の冷たい空気が相まって、
湖岸に吹き寄せたために気温が上がらなかったのだと考えられます。
大阪湾や瀬戸内海では海風が同様の効果を生み出したのでしょう。
全体的に風の穏やかな冬には、こんな現象があるのですね。勉強になりました。
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気温 |
風向・風速 |
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