シンガポール Singapore
あの厳しい法律で知られるこの国にも2010年にカジノが誕生した。2月にセントーサ島にオープンしたのに続き,4月末にはマリーナベイにサンズ(Sands)ができた。 両カジノともに喫煙区と禁煙区が明確にセパレートされている。シンガポールのカジノではルーレットが超人気であり,マカオなどで人気のバカラのテーブルは閑散としている。
バカラでは例の「絞る」(マカオの項を参照)こともなく,ディーラーがBankerとPlayerの両方のカードを操作するので,確かに無味乾燥なゲームである。セントーサ・リゾートでは,中央にルーレットマシンがあり,それを取り囲んで2重3重の円形状に約100台の賭けテーブルが配備され,客たちは黙々とディスプレイを指タッチしてゲームに興じている。
カジノでも英語が主流であるが,やはり中国人客が多く,例のやかましい中国語を覚悟しなければならない。まだ慣れていないためか,ルールを知らない客が多く,しばしばゲームが中断したりする。祝日には猛烈な人出となり,カジノ場内は歩くのも大変で,スロットマシーンも1台すら空いていないという,とんでもない状況となる。なお,外国人はパスポート提示で無料で入場できるが,シンガポール国民は100シンガポールドル(約8000円)の入場券が必要である。
面白いことに,外国人でもカジノを出るときにパスポートの提示を求められる。
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オーストラリアにはあちこちにカジノがあるが,メルボルンの「クラウン」はぜひお勧めしたい。とにかく広大なフロアに,いろんなゲームが置かれている。スロットマシーンは,3行5列や4行5列の色鮮やかな絵柄が並び,小当たりでも,賑やかな音楽が歓迎してくれる。この音楽がやみつきになってよく通ったものである。会員カードを作っておけば,いちいちコインに触る必要もなく,次のマシーンに移ることができる。ミニマムベットも比較的低いので,ルーレットやBJも結構楽しめる。ただし,BJなどで私の左側の席に座っているいる中国系の連中は,私のヒット・ステイに対して,ぶつぶつ文句を言うことが多い。つまり,「おまえがヒットしなければ,自分の所に絵札が来たのに」といった類である。これは本来マナー違反であり実に気分が悪いが,まあ無視することが肝要である。ディーラーが21を超えると通常は「バスト」であるが,ここでは「トゥーメニー(Too
Many)」といって騒ぐ。
メルボルンには有名な「フレミントン競馬場」がある。140年以上の歴史を持つ「メルボルンカップ」が開催される11月の第一火曜日は祝日にもなる。
よく手入れされた実に美しい競馬場なので,ギャンブル抜きでもぜひ訪れてみたいところである。レースや馬券は日本とそれほど大きな違いはないが,オッズは「ブックメーカー」によって異なるので,昔の汽車の車掌が首から下げていたようなカバンをかけたオッサンから馬券を買うこともできる。 もちろん,一般用の馬券売り場もあるが,馬券は「レシート」で実に安っぽい。競馬新聞もあるが,場内で販売している「公式ガイド」を買って観戦することをお勧めする。単勝(WIN),複勝(PLACE),連複(QUINELLA),馬連,馬単(EXACTA),3連複(TRIO),3連単(TRIFECTA)など日本でもおなじみの馬券のほか,連続する3〜4レースの一着馬を当てる馬券もある。 少し意外だったのは,出走取消し(スクラッチ)が結構多いことである。10頭中3頭もの競走除外があると,日本では大騒ぎであろうが,ここではよくあることのようである。
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アメリカ ラスベガスにて-Part2 Las Vegas 2 ラスベガス空港に降りたときからスロットマシーンの行列である。私が好きなホテルは「シーザーズ・パレス」という老舗であるが,昔に比べるとディーラーもバニーガールも高齢化した(バニーおばさん?)。まわりに新しいカジノが林立して,隣の「ベラージオ」や「ミラージュ」のほうがナウな感じがする。マカオにも進出したウィン,ヴェネチアン,MGMのほか,マンダレイベイ,ルクソールなど,とにかく巨大なホテルカジノが所狭しと建つ。いずれにしても,世界一の博打都市であるから,なんでもござれである。くどいようだが,Casinoの発音は「カジノ」ではなく「カッシーノ」と「シ」にアクセントがあって濁らない。
スロットマシーンは,5セントや25セントと手頃であるが,相変わらず「BAR]や「7」の3行3列のクラシックなものが多く,効果音も単純である。
しかも一行おきに空白があるので,日本のスロットに慣れている人にはなんだか頼りない限りである。でも,たまに200ドル程度の当たりが来るので,暇つぶしには格好の遊びである。
ポーカーゲームも根強い人気があり,カウンターでビールを飲みながらひたすらビデオポーカーに興じる人も多い。
ミニマムベット(最低の賭金)が比較的低いので,ブラックジャック(BJ)などのテーブルゲームは10ドルから,ルーレットは1ドルから楽しめる。 ただし,ルーレットでは一回のベットの合計が10ドル以上を要求される。ディーラーは東洋系が多く,チャイナタウンあたりに居住しているという。
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ドイツ, スイス, フランス, イギリス, オーストリア
Germany, Switzerland, France, United Kingdom and Austria
ヨーロッパにも多くのカジノがあるが,ドイツのバーデンバーデンにあるカジノは元祖カジノというだけあって相当に格調高い。ドレスコードが厳しく,ネクタイとジャケットを要求され,スニーカーやジーンズでは入場できない。ただし,女性の服装に対しては多少甘いようである。カジノのフロアーはこじんまりとしていて,BJやルーレットなどが主流である。スロットマシーンは別館にまとめて置いてある。カジノ館内は禁煙で,喫煙室が設けられている。なんとも堅苦しそうではあるが,上流階級の遊びとしての賭け事の雰囲気を味わうのにぜひ一度は訪れてみたい所である。
ボーデン湖(コンスタンツ湖)に面した保養地であるリンダウでもカジノを楽しむことができる。湖に沈む夕陽を見ながらのんびりと夕食を味わった後で,散歩がてらにカジノに立ち寄ってみるのも悪くない(地図)。
スイスアルプス観光の玄関口であるインターラーケンには,その名の通りのカジノがある。この地に宿泊するなら,是非訪れてみたい。なお,インターラーケンは大津市の姉妹都市であり,山岳列車のボディーには「大津」という名前が刻まれている。
フランスでは,首都パリにはカジノはないが,少し足をのばして観光地におもむけばカジノが楽しめる。たとえば,ドーバー海峡沿いのサンマロ(Saint-Malo)では,世界中からこの保養地を訪れた人たちが,夕食で新鮮な海の幸を堪能した後にホテルでナイトライフとしてのカジノを楽しんでいる。少し珍しいゲームとして,French Bouleというルーレットもどきのものがある。これは,たこ焼き器みたいな窪みに0から9までの番号が書いてあり,ボールを転がして,その出目を当てるものである。サンマロは青い海と古い城壁の町として有名であり,世界遺産モンサンミシェルや,潮の満ち引きを利用した「ランス川潮汐発電所」も近い。
イギリスのロンドン市内にもいくつかカジノがあるが,24時間以上前に予約し,しかるべき手続きをしないと入店できないようなシステムになっている。
オーストリアの首都ウィーンには,あちこちにカジノがある。ただし,中にはぼったくりバーのようなものもあるらしいので注意が必要である。
大きなカジノでは,まず30ユーロ程度を支払って専用のカードをもらう。スロットやゲームマシンで遊ぶ時には,カードを挿入してプレイし,払い戻し額はカードに記憶される。
あとは,ATMのような機械で現金に換えることができる。ドレスコードは厳しくないので,観光のついでにちょっと遊ぶには手ごろな場所と言える。
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韓国 Korea 有名なウォーカーヒルは,ソウルの繁華街からやや離れているので,ゆっくりゲームを楽しむためにはこのホテルへの宿泊をお勧めする。カジノは比較的こじんまりしたフロアであるが,いろんな種類のゲームが揃っている。スロットマシーンは100ウォン(約8円)単位とやや高額であり,1万ウォン札を投入しても10枚賭けなどしているうちに,すぐに終わってしまうので根気が必要である。このカジノで考案されたという一発ゲーム(Casino War)や,ポーカー,BJ,ルーレット,バカラ,大小,幸運の輪,などなどいろいろ楽しめる。外国人専用なので日本人が多く,ときどきBJテーブルの半分を一人で占拠して譲らない生意気な西洋人もいたりする。日本円がそのまま通用するし,フロアにはATMも設置されている。会員カードも作れるがあまりメリットはない。ディーラーはよく訓練されていて,美人が多い。
ソウル市内には,「セブンラック」というカジノが2箇所できた。ヒルトンホテルにあるカジノは市の中心部なので,多くの日本人客で賑わっている。というより,まるで日本のゲームセンターにいるような錯覚に陥る。カジノのグレードで言えば,やはりウォーカーヒルの方が上であろう。
プサン(釜山,Busan)にもロッテホテルとパラダイスホテルにカジノがある。どちらも免税店でのショッピングのついでに,少し遊ぶのに適当である。西面にあるロッテホテルのカジノ(セブンラック)は,地の利からいつも大勢の日本人で賑わっている。団体観光客も多く,しばしば場内は人であふれ,落ち着いてゲームを楽しむのは深夜にならざるをえない。
少し勝つと分厚い1万ウォン札の束が返ってくる。2015年夏で,1万ウォン=1000円である。2009年秋から5万ウォン札が発行されたおかげで,財布がかさばらずに済むようになった。なお,韓国では小切手が流通しているので,10万ウォンなどは小切手で持ち歩くことができる。
済州島(Jejudo)には8つのホテルにカジノがあるが,いずれも小規模なもので,スロットマシーンを置いてないところさえある。
いずれも外国人専用のカジノであるが,最近では日本人観光客が減り,バカラテーブルで大声を出したり,テーブルを叩いたりする中国人グループの独壇場である。
”善良な”日本人は,中国人のマナーの悪さに耐えながら,静かにBJやルーレットを楽しんでいるのが現状である。
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タイを除く東南アジア諸国には結構多くのカジノが設置されている。カンボジアの首都プノンペンには,「ナーガ(蛇神)」という外国人専用のカジノがある。昔はトンレサップ川に浮かぶ客船内にあったが,現在は市内のビル内に置かれている。2階と3階をぶち抜いた高い天井には,ラスベガスの「フォーラムショップ」と同じ模様の青空と白雲が描かれている。フロアはそれほど広くはないが,客も多くないので,ルーレットやスロットマシーンでちょっと遊ぶにはいいかもしれない。この国にはリエルという通貨があるが,米ドルがそのまま通用する。
アンコール遺跡で有名なシェムリアプにもカジノができたという情報を得て探索してみたが,ソカホテルやプリンセスホテルなどに数十台のスロットと,機械式ルーレットやバカラマシーンなどが設置してあるのみで,カジノとはとても言い難い。それでも,中には一日中ルーレットマシンを相手に千ドル単位の勝負をしている金持ちオバさんもいる。なお,カンボジア北西部のタイ国境付近のポイペトには,カジノが集中していてもっぱらタイ人の遊び場になっているとかの情報もあるが,治安が悪そうなので未経験である。
ベトナムにもカジノがあるらしいが,首都ハノイに限って言えばハノイホテルやホライゾンなどにシェムリアプと同様なゲームセンターもどきの機械が設置してあるだけであった。でもスロットで遊んでいると10分も経たないうちにミニジャックポットが当たって200米ドルほどが転がり込んだ。ベトナムでは大金である。
ホーチミン市には、大きなホテルにカジノが設置されている(シェラトン、カラベル、ニューワールドなど)。パスポートを提示するだけで入場でき、メンバーズカードも作ってもらえる。ディーラーのいるテーブルゲームもあるが、ルーレットマシンが人気である。例によって、23に厚く賭け続け、大当たりをゲットした。
エジプトの首都カイロの高級ホテル(たとえば,マリオット)にも,ゲームセンターのようなカジノがある。灼熱のピラミッド見学の疲れを癒すには手頃な遊び場である。
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マレーシア Malaysia
首都クアラルンプールから車で約1時間の山頂にゲンティング ハイランド(Genting Highland)というリゾート地があり,3つのホテルにまたがって結構広いフロアにカジノが設けられている。外人専用ではないので,週末や祝日にはマレーシア各地からどっと人が押し掛け,カジノ内を歩くのも大変である。標高が約1700mであるため,結構涼しく,霧に覆われることも珍しくない。
ここでは,まず会員カードを作ることが必須で,申請書に必要事項を記入してパスポートとともに受付に出せば,写真入りのカードを手に入れられる。なぜカードが重要かといえば,ラスベガスやマカオのようにゲームの精算はレシートではなく,このカードにスロットやルーレットマシーンでの勝ち金が記憶されるからである。カードは4桁の暗証番号(PIN)で保護されている。暗証番号の初期値は「1234」であるので,これを自分の好きな番号に変える。
シンガポール同様,ここでもルーレットが大人気であり,ルーレットテーブルのほかにルーレットマシーンも数多く設置されている。
ミニマムベットは,ルーレットが20〜25RM(リンギット),テーブルゲームは50〜100RM,スロットは0.05RMである(1RMは約30円)。
ゲームの種類も豊富で,BJに似たPontoon,回転するかごに入った3つのサイコロの出目を当てるMini Dice,0〜9の数字が書いてある230個の窪みに ゴルフボール大の球を転がすFrench Boule,3枚のカードでいろんな役を競うThree Picturesなどの珍しいゲームも楽しめる。 広い禁煙ゾーンもあるし,レストランも多彩である。ここへのアクセスは,クアラルンプール市内から頻発するバスが安くて便利であるが,
バス停まで行くのが面倒ならホテルからタクシー(100RM=3000円)を利用すれば,坂道で喘いでいるバスを次々に追い越していくので爽快である。
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香港の上環にあるフェリーターミナルからターボジェット船で1時間で到着。中国特別区なので入国審査がある。市内には至る所にカジノが設置されている。有名なのは「リスボアホテル(葡京酒店)」という老舗であり,いかにもマカオスタイルといった風格がある。ちなみに,マカオは長い間ポルトガル(葡萄牙)領であったこと,その首都がリスボンであることから葡京となることは容易に理解できる。ただし,カジノとしてはラスベガススタイルの広大なフロアを持つ「サンズ(金沙)」というカジノの方がはるかに賑わっている。(注:2006年ごろ)
と書いたところで,マカオのカジノは急速な大型化が進み,ウィン(永利),グランドリスボア(新葡京),スターワールド(星際),MGM(美高梅)などが新たに開業し,ヴェネチアン(威尼斯人)やクラウン(皇冠)も進出した。すでにラスベガスを超える世界最大の賭博都市になった。関西空港からマカオへの直行便も運航されはじめた。とか言ってるうちに,クラウンはCOD(City of Dreams:新濠天地)に移転し,ウィンの向かいには凱旋門ができた。タイパ島コタイ地区はますます賑やかになり,2011〜12年にはギャラクシー(澳門銀河)や,サンズ・コタイ・セントラル(金沙城中心)なども開業した。さらに、2015年秋にはStudio Cityがオープンした。
なお、2015年ごろからカジノ内は全面禁煙となって、あちこちに喫煙スペースが設けられている。
マカオのカジノの特徴は,圧倒的に「バカラ(百家楽)」のテーブルが多いことである。通常のバカラでは,ディーラーがカードを操作し,客はチップを賭けるだけなのであるが,ここでは客がカードをめくることが多い。しかも中国人は,手元に配られた裏向きのカードの端をわざと折り目を付けてゆっくりめくったりする(この動作を”絞る”と称する)ので,カードには折れ目や皺がついて惨めな姿となる。縦や横から絞ったカードは表向きにしてディーラーに向かって投げ返す(!)。ポーカーでも,配られた5枚のカードを少しずつずらして,いかにももったいぶった扱いをする。カジノによってはBJでも2枚のカードを裏向きに配ってくれるので,バカラと同様に折り目をつけてカードをめくることになる。私は,ためらいなく2枚をさっと表向きにしたら,ディーラのおねえさんが怪訝な顔をした。この”絞る”という行為(儀式)が中国人にはたまらない醍醐味のようではある。
次に多いゲームは「大小(tai sai)または骰寳(sic bo)」で,3個のサイコロの合計が4から10までが「小」で,11以上17以下が「大」である。ただし,3つのサイコロがぞろ目の場合は「親の総取り」である。このゲームには,大と小のような2分の一の賭けのほかに,3個のサイコロの目の合計数(4から17),3つの目のうち2つを当てる賭け,3つの目をすべて当てる賭け,などさまざまなバリエーションがある。とにかく勝負が早いので,ついつい賭けてみたくなるが,ミニマムベットが100香港ドル(約1500円)なので,財布が軽くなるのも早い(ただし,倍率の高い賭けは50香港ドルでもOKである)。なお,マカオにはパタカ(MOP)という通貨があるが,カジノでは香港ドルの方が圧倒的に通用している。
BJやポーカーなどは,ミニマムベットが200や300香港ドルのテーブルが多いので,なかなか手が出しづらい。ルーレットは25香港ドルや50香港ドルから遊べる上,中国人にはあまりなじみがないようなので,テーブルは比較的空いていてゆっくり楽しむことができる。日本人や西洋人は,もっぱらルーレットで遊んでいる。
カリビアン・スタッド・ポーカーは,少しルールがややこしいが,慣れると結構面白い。ただし,ディーラーとの勝負なので,こちらが高い役を持っていても,ディーラーの手に役がなければあまり儲からない。ストレートを持ちながらディーラーが役なしで泣きそうになったことが何度かある。ただし,フラッシュやフルハウスに対しては一定額のチップが支払われる。一度だけ4カード(Four
of a kind)を見たことがあり,ただちに1万香港ドルが手に入る。ディーラーの手に役があれば,さらにチップが積まれることになる。
スロットも多様化し,多くの店にオーストラリアでおなじみの3行5列のスロットマシーンがあり,20セント(約3円)マシーンが多い。ただし一プレイに15枚や20枚を賭けると,無くなるのも早い。ボーナスゲームがあったり,ミニジャックポットが当たると1000香港ドル程度にはなる。「現金快車(Cash Express)」系のスロットは,突然ボーナスゲームが出現し,5つのリールで回転している機関車をストップボタンで中央ラインに止めることが高得点につながる。日本のスロットで目押しの得意な人には有利なゲームである。
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カジノに飽きた時には,ドッグレースもいいかもしれない。場所はヤッユエン・カニドロームという所であるが,タクシーに乗って「逸園賽狗場」と書いた紙を見せればWynnあたりから30ドル(450円)ほどで行ける。土日月木の各曜日の夜7時半の開催が基本であるが,月によって少し異なるようである。入場料10ドルを払って,公式ガイド(5ドル)を買えば準備OKである。15分ごとにレースがあるので,結構忙しいが,下見所や電光掲示板のオッズを見ながら,マークシートに記入して犬券(狗券)を買うことになる。なお,写真撮影は原則として禁止されている。レースは6頭で行われ,350mや510mなどと距離も短いのでレースは20〜30秒で終わる。とにかくものすごいスピードで犬が駆け抜けるので,相当な迫力があり,まさに一見の価値がある。
**マカオのドッグレースは、2018年に廃止されました。残念です!**
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なお,マカオではタクシー運転手が英語を理解しないことが多いので,中国語で行き先を書いた紙を用意することをお勧めする。
ギャンブルに夢中になると,ついつい食事がおろそかになるが,マカオには安い中華料理屋がたくさんあり,マカオビールとアワビ+青梗菜(チンゲンサイ)などはこの上なく美味で意外に安い。
日本料理屋もあちこちのホテルにあるが,結構いい値段が付いている。カジノ三昧が目的なら,泊まれさえすれば良いので,安いホテルをお薦めしたい。
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