映画って素晴らしい | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1. まえがき 最近、映画を観る機会が増えました。シニア割引につられて、 月に2〜3本くらいのペースで観ています。 洋画も邦画も見境なく楽しんでいます。魅力はやはり大画面と大音響ですね。 TV放送やDVDとは全く違う迫力があります。 NHKのドラマなんぞは、セリフが聞こえにくいことが多いので、やむなくリモコンの音量を上げると、 突如として大音量のBGMやナレーションが聞こえてきて、あわててボリュームを絞らなければならない ことがたびたびです。何度かメールでNHKにクレームを入れましたが、まったく改善される気配が ありません。一度だけNHKから返事が来て「TVのボリューム設定をダイナミックからノーマルに 変えてみてください。」というようなありふれた回答だったので、その後は無視です。 最近では、ドラマは字幕スーパー付きで観ています。 それはともかく、もともと映画は好きだったのですが、忙しさにまぎれて観る機会がしばらくは ありませんでした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2. 子どもの頃 子供のころに、近所に「ポケット館」という小さな映画館があり、東映の時代劇や「月光仮面」、 「赤胴鈴之助」、「モスラ」などを格安でよく観たものです。片岡千恵蔵、市川歌右衛門、東千代之介、 月形龍之介、大川橋蔵、中村錦之助、市川雷蔵などは懐かしい大スターです。 小学校では、ときどき講堂で巡回映画観賞会が開かれ、「路傍の石」などの文部省推薦映画や、 なぜか怪獣映画(「大怪獣バラン」や「モゲラ」)も上映されました。当時の映画は、映画フィルムと 音声テープを別々に操作していたので、時々画面と音声がずれて失笑や落胆を誘ったこともありました。
3. 中・高時代 中学生になって、友人から洋画に誘われて、初めて観たのがヒッチコックの「鳥」でした。 これは後で知ったことですが、この映画には非常に手の込んだ技術が駆使されていたそうです。 西部劇にも夢中になり、ジョン・ウェインの作品をよく観ました。「風と共に去りぬ」、 「史上最大の作戦」、「北京の55日」、「禁じられた遊び」、「シェーン」なども懐かしい映画です。 その影響で、ポップスにも興味を持ち、「いとしのラナ」、「悲しきカンガルー」、 「プリンセス・プリンセス」、「悲しき雨音」などのドーナツ盤やソノシートを買いあさったものです。 邦画では、加山雄三の「若大将シリーズ」に一時期夢中になりました。 4. 大学時代 大学1回生の誕生日の夜を一人ぼっちで迎え、あまりの寂しさに下宿を飛び出し、市電に乗って三条の 映画館に飛び込みました。そこで観た「卒業」はまさに運命の出会いであったような気がします。 この映画については何らの事前情報も持ち合わせていませんでした。映画の終盤で、ダスティン・ホフマン 扮するベンジャミン(ベン)が教会のガラス壁を叩きながら「エレーン!エレーン!」と泣き叫ぶ迫力の シーンに続いて、キャサリン・ロス扮するエレーンが結婚相手や両親の怒った顔を見まわした後で、 「ベーン!」と大声で応える場面に思わず熱いものがこみ上げました。サイモン&ガーファンクルの音楽にも すっかり魅了され、とにかくこの映画が私の人生での文句なしのナンバー1となりました。 つい最近、70歳を超えたホフマンがはじめて監督のメガホンをとったという話題を耳にして、あれから ずいぶんと時が流れたことをしみじみと感じました。 その後、悪友に誘われて、一乗寺の「京一会館」によく通いました。たいていは、オールナイト興業で、 藤純子の「緋牡丹お竜」、菅原文太の「仁義なき戦い」、渥美清の「男はつらいよ」などを 楽しみました。タバコの煙が充満した館内で朝を迎えたことが何度もあります。当時はよくフィルムが 切れて、真っ暗になった客席からは罵声が飛び交ったものです。 「祇園会館」にもよく足を運びました。2本立てが多かったので、アラン・ドロン、チャップリン、 マカロニウェスタン、007シリーズなどが安い料金で楽しめました。 特筆すべきは「パートカラー映画」です。どうでもよいようなシーンはモノクロで、肝心の場面になると突然カラーになる映画です。どのようなジャンルの映画なのかはご想像にお任せします。これを超える出来事が一度だけありました。モノクロの映画を観ていたら、突然に映画が終了して、怪しげな照明と音楽を背景に踊り子さんが現れました。(*^_^*) 5. 少し前まで その後は、仕事に忙殺されたせいか、TVの洋画劇場をたまに観るくらいで、ほとんど映画館に行くことは ありませんでした。たまに、「ジュラシックパーク」や「スターウォーズ」などの話題映画を観に行く 程度でした。ある日、散髪屋で「最近は映画を観る機会が減ってねぇ」「一人で映画館に行ってもねぇ」 というような話をしたら、「奥さんと一緒に見に行けば!。奥さんなんてのは一緒に映画を観るためにある ようなもんよ」などと理容師に言われ、恐る恐る家内に持ちかけたら、あっさり「じゃあ、タイタニックを 観ようか」と言われ、何十年かぶりかで二人で映画館に行ったことがあります。その後、何本かの映画を 二人で観ましたが、「ミスタービーン」に誘ったら、「好みでない」と、あっさり断られました。 6. 最近は いまは、一人のほうが気楽なので、もっぱら大津の映画館の通路側の席に座って、コーラなど飲みながら のんびりと映画鑑賞を楽しんでいます。誰が何と言おうと、私にとってはこの上ない”至福の時”なのです。 ・2012年に観た映画 ・2013年に観た映画 ・2014年に観た映画 ・2015年に観た映画 ・2016年に観た映画 2016年は2月中旬になって初めて映画館に行きました。 どうも面白いと感じる映画が減ってきたような気がします。 最近は、もっぱらレンタルDVDで古い映画を楽しんでいます。 ・2017年に観た映画 ・2018年に観た映画 なし ・2019年に観た映画 ・2020年に観た映画 ・2021〜2022年に観た映画 7. レンタルDVD また、いままで見逃した映画も、レンタルDVDで観るようになりました。 8. 韓国TVドラマ 韓国のTVドラマも面白いですね。
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