知床・阿寒湖・摩周湖を訪ねて(2012年08月) 

北海道は何度か訪れたことがあるのですが、道東と道南には行ったことがありません。
今回は、世界遺産にも登録されている知床半島と、有名な観光地ではありますが
長年の仕事の因縁で阿寒湖と摩周湖を巡りました。

とりあえず、女満別からバスでウトロ温泉に向かい、丘の上の民宿に泊まりました。
久しぶりにのんびりした気分で、オホーツク海に沈む夕陽の美しさを堪能しました。

翌日は観光船に乗って、知床岬までのクルーズを楽しみました。往復4時間余の船旅です。
聞けば、その前日は季節外れの濃霧で欠航だったとかで、意外に運がよいことを神に感謝しました。
知床半島を右舷に見て、羅臼岳の威風と絶壁の海岸の奇観を楽しみながら、
これまた久しぶりに優雅な時間が流れてゆくのを感じていました。

翌日は阿寒湖に行くことにしたのですが、なにしろ交通の便が悪く、
結局は知床斜里から釧路まで青春18キップを使い、翌日早朝に釧路発のバスに乗りました。
さすがに釧路は一面の霧の中でした。釧路湿原は次回にまわすことにし、一路阿寒を目指しました。

阿寒湖では定番の観光船に乗り(2日連続のクルージングです!)、マリモ博物館も訪れました。
天気にも恵まれ、雄阿寒岳の美しさに感動しました。午後には、一日2便しかないという
阿寒=摩周の直行バスに乗って摩周駅に着き、別のバスに乗り変えて、第一展望台と第3展望台の両方で
夕陽に輝く摩周湖を遠望しました。

その夜は川湯温泉に泊まり、翌朝も摩周湖を訪れ、もうこれで悔いはないことを心に念じて帰路に
つきました。ガイドさんの話によれば、私が訪れた日までは連日の霧で、お客さんもガイドさんも
落胆の毎日だったとか。
ううむ、ますます私には悪運が備わっているのではないかと思うようになりました。

 
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