今年も寒い冬になりました。関東では2週続けての大雪で相当な被害も出ましたが、
関西での積雪はそれほどでもなく、暇を見つけてはあちこち歩き回っています。
日吉大社の節分祭
日吉大社の節分祭にでかけました。童心にかえって豆や餅を素手でキャッチ。結構な汗をかきました。
カメラをかまえていたら豆が飛んできたので、思わず手ブレ(#`Д´)。 買い物かごや紙袋で豆を
キャッチする人が多い中で、新参者の私はすべてシングル・ハンド・キャッチでした。
くじにも当選して結構な成果でした。
子どもの頃は棟上げが楽しみで、泥だらけの餅をよく拾ったものです。「福は内」の豆も畳の上から拾って
食べていました。
平城宮
寒風の中、平城宮跡へ。ボランティアガイドさんの丁寧な解説のおかげで、飛鳥京、近江大津京、
藤原京、平城京、難波宮、恭仁京、紫香楽宮、長岡京、平安京と続く遷都の歴史について知ることが
できました。いやぁ、歴史って面白いですね。
逢坂の関
蝉丸が詠んだ「これやこの 行くも帰るも別れつつ 知るも知らぬも逢坂の関」。
蝉丸神社から少し歩いたところに、碑が建っていました。和歌によく登場しますが、
平安末期には寂れ果てたとか。
清少納言の「夜をこめて 鳥のそら音ははかるとも よに逢坂の関はゆるさじ」も
百人一首ですね。難しい歌ですが・・・。
少し坂を下ると明治時代の国鉄のトンネル跡。当時は、馬場(膳所)-大谷-山科-稲荷-京都
というルートだったようです。新鉄道唱歌45番には「琵琶を弾じて蝉丸が 月に歌いし逢坂の
山は是ぞと聞きながら 暗路を走る穴の道」とありますが、今は京阪電車が走っています。
まさに温故知新ですね。
修学院離宮
ネットで申し込んだら抽選に当たり、20人くらいの参観者でガイド付きツアーでした(無料)。
離宮は江戸初期に後水尾上皇(初めて聞く名前です)によって造営された由。実に広大な敷地の中に、
意外と質素な建物が点在していました。池の工事中だったので水面の妙は味わえませんでしたが、
雨中の1時間半の散策を堪能しました。
ついでに一乗寺まで歩いて、詩仙堂と宮本武蔵ゆかりの地も訪れました。本日の成果は17,000歩。
ちかれたび〜。
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